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ナイトランに行ってきました。

ナイトラン

それは一本のメールから

お盆が過ぎたと言うのに真夏日が続き、マジェスティを走りに出す機会が減っています。
このままでは相棒のマジェスティがへそを曲げてしまいそうなので、昼間のうだる様な暑さを避けて、ナイトランに行って来ました。

仕事を終えて帰宅し、軽い晩飯を終えて一服していると、バイク仲間から「ちょっと夕涼みに走らないか?」とメールが入って来ました。
ちょうどビールに手を伸ばし掛けていた所で、週末の予定も入っていなかった為、「今から1時間後に落ち合おう」と返事のメールを送りました。

陽が落ちる時間が遅い真夏でも、8時を回るとしっかりと夜の闇があたりを包んで来ます。
昼間の熱風とは打って変わって、走り出すと優しい風が吹き抜け、アスファルトからの照り返しも無い為、快適にライディングを楽しむことが出来ます。

深夜のハイウェイ

友人と落ち合う前に、少し単独でナイトランを楽しみます。
夕闇に赤く浮かび上がる東京タワーを横手に観ながら首都高を走り、レインボーブリッジを渡って、湾岸線へ。
普段は海上コンテナを引っ張るトレーラーで混み合うベイエリアも、流石にこの時間になると空いていて、自分のペースで快適に走行出来ます。

30℃を超える気温の昼間と違い、夜風を切るラジエーターの水温は一定で、水冷エンジンも気持ち良く吹き上がっていきます。
首都高速の湾岸線は適度なコーナーが続き、軽快なハンドリングのマジェスティには調度良いジョギングコースの様です。

待ち合わせ場所の若洲海浜公園に着くと、彼は私とは色違いのマジェスティに腰かけながら、缶コーヒーを飲んでいました。
彼から缶コーヒーを受け取り談笑していると、夜風が気持ちよく頬をくすぐって行きます。

暫く佇んでから、友人と一緒に再びナイトランへ出発。
今度は少し足を伸ばして、羽田空港から横浜へ向かいます。
夜間照明で浮かび上がった東京ゲートブリッジを渡り、2台のマジェスティでのランデブーです。

光の演出もナイトランの楽しみ

東京ゲートブリッジは片側に海が広がり、反対側に東京の夜の街並みが一望でき、夜景を楽しむのには最適なスポットです。
更に湾岸線を横浜に走ると工場群の中を走り、夜間照明でとライトアップされた工場の煙突や複雑に配管されたパイプが楽しめ、都心から見る夜景とは一風変わっていて、無機質でメタリックな景色はナイトランの楽しみの一つでもあります。

ナイトランのもう一つの楽しみと言えば、深夜カフェでのコーヒータイムです。
行きつけのカフェに行き、そこでコーヒー飲みながら、カツサンドに舌鼓を打つ。
昼間の混雑したカフェとは違って空いているので、ゆっくりと味わう事が出来ます。

週末の深夜に楽しむナイトランは、ある意味大人のバイク乗りの特権と言えるかも知れないですね。

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