
年齢条件ってどう決める?
バイク保険って、細かい設定がけっこう多いんですよね。その中でも「年齢条件」ってやつ、地味だけどめちゃくちゃ重要だと思います。
これは簡単に言うと、「何歳以上の人がバイクに乗るか」で保険の対象を決めるルールのことです。たとえば「30歳以上補償」にすれば、30歳以上の人が運転した場合にだけ保険が効くって仕組みなんですよ。そのかわり、保険料はちょっと安くなるんですよね。
逆に「全年齢補償」にすると、年齢に関係なく誰が乗ってもOKなんですが、そのぶん保険料は高めになります。このあたり、保険料と安心のバランスをどう取るかって話になると思います。
ちなみに、設定されてる区分は「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」あたりが多いです。「ギリギリ大丈夫かな?」なんて気持ちで低めの年齢に設定しちゃうと、いざってときに保険が効かないことがあるので注意が必要ですね。
家族で使うときの落とし穴
家族みんなで1台のバイクを使うって、わりとよくある話だと思うんですよ。私のまわりでも、親子でバイクを使いまわしてる人、けっこういます。
そうなるとやっぱり気をつけないといけないのが、年齢条件の設定です。たとえば保険を契約したのが親で、年齢条件を「30歳以上」にしていた場合、10代の子どもが運転して事故を起こしても、その保険は使えません。ここ、意外と見落とされがちなんですよね。
それと、「運転者限定特約」っていうのも重要で、「本人限定」なのか「夫婦限定」なのか、それとも「家族限定」なのかで、補償範囲が全然違うんです。家族で誰が乗るか決まってないなら、「家族限定」にしておくと安心かなって思います。
だから、家族で使う可能性があるなら、少し保険料が高くなっても「全年齢補償+家族限定」にしておいた方が、後々トラブルにならずにすむと思いますよ。
契約のときに見ておきたいところ
実際に保険を契約するときって、年齢条件とか運転者の範囲って細かくて後回しになりがちなんですよ。でも、ここちゃんと見ておかないと、いざという時に「補償外でした」ってなっちゃうこともあるんですよね。
まず、家族の定義も保険会社によって微妙に違うんです。たとえば、同居の親や子どもはOKでも、別居中の大学生の子が乗るときは対象外になることもあります。だから、「うちは家族だから大丈夫でしょ」って思い込まずに、条件をよく確認しておくのが大事です。
あと、年齢条件や運転者の範囲は契約中でも変更できるんですよ。子どもが免許取ったタイミングで「全年齢補償」に切り替えるとか、逆に使わなくなったら条件を狭めて保険料を下げるとか、そういう見直しも忘れずにやっておきたいですね。
それと、もし家族の中で原付バイクしか使わない人がいるなら「ファミリーバイク特約」って選択肢もあります。これは四輪車の任意保険に追加する形で付けられて、料金もお手頃なんですよ。実際、私の知り合いでも、原付ユーザーの子どもにはこれを使ってるって人が多いです。