
安さだけで決めないほうが良い理由
一括見積もりサイトって便利なんですよね。一度情報を入れるだけで、いろんな保険会社から見積もりが届くので、手間が省けて助かります。ただ、表示された金額だけ見て決めるのはちょっと早いかなって思ってます。
バイク保険って、料金だけじゃなくて補償の中身がけっこう違うんですよ。たとえば、対物賠償の上限が無制限かどうかとか、人身傷害の金額、あとロードサービスの内容なんかも保険会社ごとに微妙に違うんです。だから、ただ「一番安いからこれでいいか」って選んじゃうと、いざという時に「あれ、これ補償されないの?」なんてことにもなりかねません。
それに、一括見積もりの画面では、細かい補償内容までは出てこないことも多いんですよね。気になる保険があったら、その会社の公式サイトで特約や条件をよく確認しておくのがおすすめです。私も以前、ロードサービスが付いてると思い込んでて、実はオプションだったってことがあったので、ちょっと痛い目を見たことあります。
全部の会社が出てくるわけじゃない
これは意外と知られてないんですけど、一括見積もりサイトって、どこの保険会社でも見積もりできるってわけじゃないんですよ。あの手のサイトは、それぞれ提携してる保険会社が限られていて、条件によっては3社しか出てこない、なんてこともあるんです。
私も使ってみたことあるんですけど、「あれ?有名な会社が出てこないぞ?」ってなったことがあって、それで調べたら、そのサイトでは扱ってなかったってことがありました。なので、出てきた見積もりがそのまま“選択肢のすべて”ではないんですよね。
あと、見積もりするには個人情報の入力が必要なんです。名前、電話番号、メールアドレスとか入力していくと、後から営業メールがどっと届いたりもします。これはちょっと煩わしいんですけど、見積もりサイト用のメールアドレスを1つ作っておくと良いかもしれませんね。
上手な使い方のちょっとした工夫
一括見積もりサイトを上手に使うには、ちょっとしたコツがあるんです。まず、1つのサイトだけじゃなくて、複数使ってみること。さっきも言ったとおり、扱ってる会社が違うので、見える範囲が広がります。
それと、見積もり条件を少し変えてみるのもアリだと思います。たとえば、通勤通学用で使うのか、レジャー用なのか、あるいは年間の走行距離を少し減らしてみるとどうなるか…なんて具合に。そうすると、保険料がガラッと変わることがあるんですよ。
最終的には、見積もり結果を並べて比べてみるだけじゃなくて、「この補償なら安心してツーリングに行けるな」とか、「この条件なら自分の乗り方に合ってるな」ってところまで踏み込んで考えるのが大事なんですよね。金額だけじゃない、自分のバイクライフにフィットするかどうかを考えて選んだほうが、きっと満足度も高くなると思います。