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バイク保険に「死亡一時金特約」はつけるべき?

チューリッヒのバイク保険の特約「死亡一時金特約」とは

保険会社のチューリッヒでは、バイク保険の特約として「地震等による死亡一時金特約」を用意しています。
この特約の内容は、地震や津波、噴火などの災害によって被った怪我が原因になって、保険の加入者が事故の日から180日以内(事故当日を含む)に死亡した場合、その法定相続人に保険金が支払われるというものです。

支払われる保険金は、被保険者1名あたり300万円で、この300万円が死亡一時金として保険加入者の法定相続人に支払われます。
また死亡した人の対象が3種類あって、保険の加入者本人のみ補償してくれるというタイプと、加入者とその配偶者の夫婦2人を対象としたタイプ、さらに保険加入者の家族が対象になったタイプがあります。
契約プランによって補償範囲が異なるので、必要に応じて選ぶようにしましょう。

災害によって被った損害は人身傷害保険や搭乗者傷害保険の対象外

通常の人身傷害保険や搭乗者傷害保険では、地震や津波、また噴火などの災害によって保険の加入者が怪我をし、その怪我が原因で死亡した場合でも補償の対象外とされてしまいます。
そういう時に頼りになるのが、この「地震等による死亡一時金特約」です。
この特約は、2011年の東日本大震災を機に多くのユーザーのニーズに応えて設立されました。
この特約に加入していると、地震や津波、噴火による怪我がもとで死亡した場合、家族の生活を補償してくれるための一時金がチューリッヒから支払われます。

災害時に頼りになる「地震等による死亡一時金特約」ですが、この特約では災害によって車が損害を受けた場合は補償対象になりません。
また、通常の車両保険も地震や津波、噴火などの災害による損害は対象外です。

そこでチューリッヒでは、災害に備えてより補償を充実させたい方のために「地震等による車両全損一時金特約」という特約を用意しています。
この特約は、地震や津波、噴火などの災害によって車が損害を受け、その結果全損になってしまった場合に50万円の保険金が加入者に支払われるというものです。

地震や津波、噴火などによる災害で車が損害を受けても、車両保険では補償してくれないため通常はすべて自腹で負担しなければなりません。
それに備えて設立されたのがこの特約で、これも先ほどの「地震等による死亡一時金特約」と同じく、東日本大震災を機に作られました。

これら一時金特約が必要かどうかは、人によって判断が分かれるところでしょう。
しかし、日本は地震が非常に多い国であるうえ、火山大国でもあります。
いつ災害が起こっても不思議ではありません。
災害が心配であれば、安心の担保としてこれらの特約で加入中のバイク保険をより充実させてみてはいかがでしょうか。

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