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ブレーキパットの交換に苦戦。

ブレーキ

マジェスティの整備

プロの整備士のメンテナンスの仕事ぶりに憧れて、自分でマジェスティを整備してみました。
普段からマジェスティで色々走り回っていると、知らない間にアチコチにガタが出て来ます。
単に異音がするだけなら良いのですが、ちょっとした振動や異音は、重大なトラブルの予兆で、事故に繋がりかねません。

運転前に簡単なチェックは勿論の事、定期的に各部を分解チェックする事によって、マジェスティと長く付き合える様になります。
洗車を兼ねて細かい所もバラして洗浄すると、新車の輝きが蘇るので、一石二鳥ですね。

ブレーキをチェック

普段の走行前点検で気が付きやすいのは、エンジンの排気音や振動、メカニカルノイズと、ヘッドライトやウインカー等の灯火類は比較的解りやすいです。
一番重要な部品でありながら、意外とトラブルの元が解り難いのがブレーキです。

一般的なバイクに較べると、スクーターはエンジンブレーキが効き難い構造の為、ブレーキを多用しがちです。
特にフロントブレーキへの負担が大きく、ブレーキのパッドが減りがちです。
このブレーキパッドのチェックを怠ると、ディスクローターにまで傷が行って減ってしまい、最悪ブレーキが効かなくなり、重大な事故が起こります。

このブレーキパッドのチェックは意外と簡単で、パッと外観を見ただけでは解りませんが、ブレーキキャリパーの隙間を良く覗くと、簡単にチェックする事が出来ます。
ブレーキキャリパーの隙間からはパッドが見えるので、そこからパッドの減り具合が解り、おおよその交換時期を予測する事が出来ます。

パッドの交換で苦戦

ブレーキパッドをチェックすると、パッド中央部にある溝がほとんど無くなって来ているので、交換する事にしました。
これ以上このパッドを使い続けると、ディスクローターまで摩耗してしまいます。
ブレーキパッドの交換手順は簡単で、まずはブレーキキャリパーを外す事から始めます。

ブレーキキャリパーはフロントフォークのアウターチューブに、2本のボルトで固定されていて、そのボルトを緩めると外れますが、これがブレーキパッドのカスや数か月ものサビ等でボルトが固着してまっていて、固くて中々緩みません!
ボルトの頭の隙間から潤滑スプレーを吹き付けて、悪戦苦闘しながらも、何とか緩める事ができました。
キャリパーが外れると今度はパッドを外すのですが、これもパッド周囲がブレーキダストで汚れているので、両手が真っ黒になり、完全に指紋が見えない状態になってしまいます。
新品のパッドを付ける前にブレーキクリーナーを十分に吹き付け、ブレーキダストを落とすと、キャリパーの綺麗な元の肌が出て来て、パッドを取り付けると新車の様になりました。

後は逆の手順で取り付け、2~3回ブレーキレバーを握り、パッドがディスクローターに押し付ける感触を確認すると完了です。
ボルトの取り外しと汚れに苦労しましたが、これも安全運転に必要な整備だと思えば、何でもない事ですね。

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